わがろっこう医療生協では、3つの診療所、2つの訪問看護ステーション、デイケアクリニック、訪問介護ステーションから全体で250ケースの在宅患者様にサービス提供をいたしております。
灘診療所はその基幹診療所として11月には有床化を予定しています。 緊急の入院や介護の支援を目的とした安心安全のための施設として生まれかわります。
◆灘診療所 在宅医療の守備範囲
灘の地域は従来から一人暮らしのお年寄りが多い地域ですが、震災以降は特に「この街で最後まで暮らし続けたい」と生きていられる患者様達とお付き合いしてきました。
この街の施設に入るもよし、自宅で最後を迎えるもよし、自分の希望がかなう暮らし方が選べるための条件づくりをお手伝いするために、医療生協は在宅医療と介護を作ってきました。
本当に必要な希望にはすべて応えるための準備をしていこうと考えています。
たとえば、これまでも在宅でガンの末期患者様を数多く看取って参りました。
もちろん訪問看護ステーションやヘルパーステーションの仲間と協力しながらです。
組合員ボランティアのご協力もいただいています。在宅で胃ろうの管理、中心静脈栄養の管理も引き受けています。
特に胃ろうの管理は胃ろう造設百件以上の実績を持つ高野医師の経験を生かし、楽できれいな胃ろう管理が提供できていると自負しております。
胃ろうの管理については胃ろうドクターネットワークをご覧下さい。
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内視鏡を使って手術でつくられたおなかの口を「胃ろう」いい、また、取り付けられた器具を、「胃ろうカテーテル」(カテーテル=管、チューブ)といいます。
口から食事のとれない方や、食べてもむせ込んで肺炎などを起こしやすい方に、直接胃に栄養を入れる栄養投与の方法です。
これは欧米で多くもちいられてる長期栄養管理法で、患者様の苦痛や介護者の負担が少ないというメリットがあります。 |
◆在宅だから治る褥瘡(床ずれ)
10年前まで在宅医療の現場では褥瘡(床ずれ)の治療が中心テーマだったと言っても過言ではありません。
しかしそれは経験の乏しい医師がナースを伴って往診していた時代の事でした。少なくともろっこう医療生協の在宅医療現場では「床ずれ」で難渋する患者様はございません。
豊富な経験で新たな床ずれは早期から対応できますし、すでに進行した褥瘡も科学的な原因究明と対策、そしてなにより在宅医療チームの綿密な連携によって在宅で治すことができます。
大病院に入院したがためにできてしまった褥瘡、褥瘡が治っていないのに無理に退院させられてお困りの褥瘡も医療生協のスタッフの経験とチームワークで治すことができます。下の写真は私たちの実績1例です。
◆24時間安心の在宅医療
診療所から往診してもらうのはよいが、夜が心配だから病院に無理して通院しているという患者様がおられます。
一昔の医療はどこの医療機関も患者に責任を持たないのが当たり前でした。だから自衛のために複数の医療機関にかかったり、無理して大病院にすがりつくことが必要でした。今は在宅医療と介護の条件が格段に整っています。
診療所から在宅医療を受けておられる患者様は夜の心配はありません。なぜなら夜間でも主治医や訪問看護師に連絡ができるシステムがあるからです。
そしてかかりつけ医は契約病院に依頼していつでも入院を依頼できる制度もできてきました。たとえば灘診療所は神戸労災病院、神鋼病院、六甲病院、神戸赤十字病院などと契約しています。ほかにも神戸大学の同窓医師との連携を強めています。